韓国と中米6カ国のFTAが妥結
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.11.17 09:49
韓国の経済領土が中米に拡張される。産業通商資源部の周亨煥(チュ・ヒョンファン)長官は16日にニカラグアで中米6カ国(グアテマラ、ニカラグア、エルサルバドル、ホンジュラス、コスタリカ、パナマ)の通産相とともに「韓国・中米自由貿易協定(FTA)交渉が実質的に妥結した」と公式宣言した。
昨年6月の交渉開始から1年5カ月ぶりだ。双方は今後法律検討などを経て来年上半期中に正式署名することにした。韓国はアジアで初めてこれら6カ国と同時にFTAを結ぶことになった。これに先立ち米国、欧州連合(EU)などがこれらの国と共同FTAを締結している。
中米6カ国は自動車や鉄鋼など韓国の輸出品のうち品目数基準で約95%に対し関税を撤廃することにした。コスタリカは自動車に対する関税をFTA発効と同時になくす。残りの国も発効後5~10年以内に自動車の関税を相次いで撤廃する。また、冷延鋼鈑など鉄鋼製品に対しても6カ国すべてが発効後10年以内に関税をなくす。現在これらの国は韓国製自動車に最高30%、鉄鋼製品に最高15%の関税を課している。