日本防衛相、海上自衛隊に「米軍艦保護」の初命令
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.05.01 11:54
日本防衛相が海上自衛隊に対し北朝鮮の弾道ミサイル発射警戒・監視を開始した米軍軍艦を保護(防護)する命令を初めて下した。海上自衛隊はこの措置を通じて、米軍艦を守るために必要最小限の範囲で武器使用が許される。日本は昨年3月に施行された新安保法を通じて、戦時ではない平時にも日本の防衛に貢献している米軍装備などの保護のために、自衛隊の武器使用を可能にした。30日、朝日新聞によると、稲田朋美防衛相は海上自衛隊に米軍艦保護命令を下した。これは安倍内閣が昨年12月、新安保法に伴う米軍艦保護などに関連した運用指針を決めて平時の判断主体を防衛相が行うようにしたものに伴ったものだ。
米軍艦保護任務は1日、神奈川県横須賀基地を出港する海上自衛隊の最大護衛艦「いずも」が遂行する。全長248メートル、全幅38メートル、基準排水量1万9500トン(最大排水量2万7000トン)のいずもは最大で14機のヘリコプターを搭載することができる。