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【時論】前近代的な開発規制の考え方から脱却を=韓国(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.06.18 14:51
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一方、建設・不動産業界は開発事業が繁盛してこそ雇用が創出され、これによってお金が出回って低迷する内需市場も生き返らせることができるとして、むしろ規制をさらに緩和すべきだと声を高める。経済が大変な状況なのに、あれこれ問い詰める余裕はないという主張だ。

分からないけれども、一般人も不動産景気が再生すれば、きっとふところ事情が良くなって今より暮らし向きが良くなるのではないかという側に点数をより多く与えるようだ。

 
こうした雰囲気のために、韓国の都市開発は数えきれないほどの試行錯誤を経験した。再開発活性化のためにソウルのあるスラム街の開発容積率を最高数値まで高めてみたこともあり、賃貸住宅の供給を増やすという名目で駐車場の規制を緩和した都市型の生活住宅商品も作り出した。これだけではなく5階マンションを30~40階規模に再建築を許容したかと思えば、公共の財産とも言える漢江(ハンガン)の眺望権を一部で独占するかのように漢江沿いに超高層マンションも建てた。

今そちらを見渡せば、見苦しい姿になっている。容積率いっぱいに高めた地域は、プライバシーが侵害されるほどに建物の間隔が狭くて人気のない団地に転落し、城壁を固めたような漢江沿いの超高層マンションは秀麗な漢江の景観を壊した。また、そうでなくても乱雑な町内に雨後のタケノコのように入ってきた都市型生活住宅は駐車難を悪化させ、住民たちの心まですさんでしまったようだ。

このような事例は、公共性が強い都市開発には規制緩和だけが能ではないことを見せる大きな課題だ。

それでも決して規制を強化しようという話ではない。ささいな規制緩和に気を遣うのではなく、シンガポールや香港のような美しい都市が作られるように都市関連の政策を完全にやり直すことを考えてみようということだ。

さらに崔炅煥(チェ・ギョンファン)経済副首相候補が景気浮揚のために不合理な不動産制度を改善するという意を示しており、この際、都市改造プロジェクトを施行してみればどうかと思う。

このためにはまずソウルの漢江沿いに残っている再建築団地をモデル事業として推進するのも悪くないだろう。住居地を商業地に変えて漢江側に公共性の高いオフィス・ホテルなどを作って住居団地はその後方に配置するやり方だ。都市のスカイラインにふさわしい素敵な建物が漢江沿いに並ぶ姿を想像してみよう。私たちの漢江も、いくらでも世界的な名所として開発できるチャンスがきた。

景気状況によって開発規制を緩和して強化してという前近代的な考え方から脱却して、未来指向的な都市開発のための基本的な骨格を再び組まなければならない。今こそ「百年の計」の都市改造作業を推進する良い時期ではないかと思われる。

チェ・ヨンジン不動産専門記者


【時論】前近代的な開発規制の考え方から脱却を=韓国(1)

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