赤字累積のLGディスプレー、結局CEOを変更
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.09.17 10:18
LGディスプレーが16日に電撃的に最高経営責任者(CEO)交替を明らかにした。2012年1月から7年以上にわたり会社を牽引してきた韓相範(ハン・サンボム)代表理事副会長が退き、LG化学最高財務責任者(CFO)を務めた丁豪栄(チョン・ホヨン)社長がLGディスプレーCEOを務める。上半期に5000億ウォン(約455億円)の営業赤字を出したLGディスプレーは財務通のCEOを迎えて本格的な構造調整と組織改編作業に着手するものとみられる。LG化学の新たなCFOにはS&I(旧サーブワン)のチャ・ドンソク専務が選任された。
この日LGディスプレーは韓副会長の辞意表明を受けて緊急理事会を開き、丁豪栄LG化学社長を新任代表理事に選任したと明らかにした。丁社長は17日からLGディスプレーのCEOを務める。会社内外では韓副会長が苦心の末に勇退決定を下したとみている。今年に入りLGディスプレーは1-3月期に1320億ウォン、4-6月期には3687億ウォンの営業赤字を出した。3年前に4万ウォン台を見据えていた株価は先月1万2450ウォンまで落ち込んだ。