ガールズグループＴＷＩＣＥ（トゥワイス）が舞台以外のコンテンツを提供する。ＩＴ業界と手を握ってＫ－ＰＯＰ市場の拡大戦略を本格化している。

ＣＪ　ＣＧＶによると、ＴＷＩＣＥの初めての映画『ＴＷＩＣＥＬＡＮＤ』は２９日からＳＣＲＥＥＮ　Ｘ（スクリーン・エックス）館の状況によって順次に前売りを始める。有料試写会および舞台あいさつは公開日の一日前である１２月６日、ＣＧＶ龍山（ヨンサン）アイパークモールで計４回にわたって行われる。

『ＴＷＩＣＥＬＡＮＤ』は今年進行中である２番目のツアー「ＴＷＩＣＥＬＡＮＤ　ＺＯＮＥ　２：ＦＡＮＴＡＳＹ　ＰＡＲＫ」の実況とメンバーの人間的で率直な姿を映している。デビュー曲『Ｌｉｋｅ　ＯＯＨ－ＡＨＨ』から『ＣＨＥＥＲ　ＵＰ』『ＴＴ』『ＫＮＯＣＫ　ＫＮＯＣＫ』『ＳＩＧＮＡＬ』などヒット曲らと明るいエネルギーを発散する舞台で実際のコンサート場にいるかのような臨場感を伝える。

特に、一般映画とは違い、ＳＣＲＥＥＮ　Ｘ館単独公開で四方を満たしたＴＷＩＣＥの姿を近くで見ることができる。科学技術情報通信部が２０１６年「バーチャルリアリティ５大先導プロジェクト」として選定したＳＣＲＥＥＮ　Ｘ館は三面のスクリーンを活用して観客にまるで映画の中に入ったかのような臨場感を与えるのが特徴だ。公演会場の実況場面では、まるで映画の中の観客の一部になったかのような臨場感を感じることができると期待されている。ＪＹＰエンターテインメントは「『ＴＷＩＣＥが公演する姿がこのように幸せに見られる』と思わせ、胸が熱くなる感動を共に感じてほしい」と語った。

日本ではＴＷＩＣＥをモデルにしたモバイルゲーム「ＴＷＩＣＥ　－ＧＯ！　ＧＯ！　Ｆｉｇｈｔｉｎ’」が発売される。２８日から事前予約を受け付け、１２月中にグーグル「プレーストア」とアップルの「アップストア」に正式発売される。このゲームはＴＷＩＣＥメンバーが昼には普通の日常を生き、夜には正義の使徒になるというコンセプトで簡単なパズルだ。プレーヤーはＴＷＩＣＥの１０人目の仲間になってメンバーらと共に敵と戦う過程に参加する。ゲーム内でＴＷＩＣＥメンバーの多様な姿を確認することができ、ファンの間で口コミが広がっている。

老若男女のファン層を保有したＴＷＩＣＥは自分ならではの強みを生かし、音楽や舞台を越えてコンテンツ市場を直接攻略している。コンテンツの多角化で新しい売上高も期待でき、アイドル産業知識財産権の無尽蔵な拡張を見せるものと見られる。専門家らはＩＣＴ（情報通信技術）企業とエンターテインメント業界のコラボレーションが多様な面で加速化していると話した。５Ｇ時代を迎えてコンテンツの需給能力が大事になったＩＣＴ企業らがグローバル市場を簡単に攻略できる知識財産権を求めているが、それがアイドル産業という分析だ。ハンファ投資証券のチ・インへ研究員は「ＩＰ（実績認識の主体になる知識財産権）が企画会社に帰属され、収益配分が（企画会社に）友好的」と話した。