<世界革新企業家、未来50年を語る>(9)ロシュ会長…がん治療薬研究の先頭に立つスイスのロシュ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.10.07 15:37
人類が最後に闘わなければならない病気と認識されている「がん」との戦争を宣言して治療剤の研究の先頭に立つ人がいる。グローバルバイオ製薬1位企業のスイスのロシュ(Roche)のセヴリン・シュヴァン会長(48)だ。昨年、彼は売り上げ57兆ウォンのうち20%にあたる10兆ウォンを研究開発(R&D)に投資した。しかし開発課題10件のうち9件は成果を出せなかった。だがシュヴァン会長は失敗した研究者に激励パーティをしてあげた。彼は「バイオ製薬産業の特性上、20年は失敗し続けながらノウハウを蓄積させなければならない」として「失敗を恐れていたら革新もありえない」と断言した。