北の延坪島砲撃時「韓国の報復、オバマ・ヒラリーまでが懸命に止めた」・・・ゲーツ元米国防長官が回顧録
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.01.16 14:34
「2010年11月23日、北朝鮮が延坪島(ヨンピョンド)を砲撃した時だ。その年3月の天安(チョナン)艦沈没の後に続いた北朝鮮の挑発に対して韓国の雰囲気は強硬だった。報復をしなければならないという要求が激しかった。韓国政府は当初、戦闘機や砲台を動員した報復を計画していた。私たちが見るに過度な(disproportionately)ほど攻撃的だった。(オバマ)大統領とヒラリー・クリントン国務長官、マイク ・ミューレン合同参謀議長と私は、それぞれ韓国側のパートナーを相手に何日間も電話し続けた。その結果、韓国は砲台攻撃だけを行った。当時、中国測も北朝鮮指導部を相手に状況を和らげる努力をしていた」。
ロバート・ゲーツ元米国防長官が書いた回顧録『任務(Duty)』の一節だ。14日(現地時間)に発売された618ページにわたる回顧録には、所々に韓国関連の部分が出てくる。ジョージ・W・ブッシュ大統領時代の2006年12月からオバマ大統領就任後の2011年6月まで計4年6ヶ月間、国防長官の職をつとめたゲイツ元長官は、盧武鉉(ノ・ムヒョン)、李明博(イ・ミョンバク)の2人の元大統領に対する評価まで回顧録に載せた。