「４月以降に購入したアバンテ・Ｋ３・クルーズをＳＭ３の新車と交換します」。

ルノーサムスン自動車が破格的なマーケティングを始めた。４月１日以降に現代アバンテ、起亜Ｋ３、シボレークルーズの新車を購入した顧客が、ルノーサムスン「ＳＭ３」を３日間試乗した後、「ＳＭ３」を望めば、従来の車と交換するという内容だ。

従来の車の中古車価格と新車価格の差額のうち最高３００万ウォンまでルノーサムスンが補填する。中古車価格は中古車売買会社ＳＫエヌカーの価格が基準となる。出庫から３カ月以下の中古車は大きな事故がない限り新車との価格差が３００万ウォン程度であるため、結果的に追加負担なくＳＭ３に車を交換できるということだ。

試乗申請期間は来月２０日まで。ホームページ（www.renaultsamsungm.com）で申請でき、電話の問い合わせ（０８０－３００－３０００）も可能だ。試乗日は第１－３志望を入力すれば、車両の需給状況によって日程を合わせてくれる。先着１０人には取得・登録税も最高１００万ウォンまで支払う。ただ、法人名義の車は交換プログラムを利用できない。

ＳＭ３は排気量１５９８ｃｃ、高速道路と市内走行を考慮した複合燃費は１５キロ。ルノーサムスンのパク・ボムサン・マーケティング企画運営チーム部長は「車は実際に運転してこそ真価が分かる」とし「製品競争力に対する確信がなければできないこと」と話した。

ＳＭ３は先月の販売台数が１４８３台と、４カ月間連続で販売が１４００台ほどにとどまり、販売を増やすための刺激剤が必要な時期だった。企業別の準中型車の価格はガソリン車両を基準に「ＳＭ３」１５３８万－１９７８万ウォン、「アバンテ」１５１５万－１９５５万ウォン、「Ｋ３」１５２０－１９７５万ウォン、「クルーズ（１８００ｃｃ）」１６８３万－２０２１万ウォン。今年上半期の販売台数は「ＳＭ３」７８７５台、「アバンテ」４万４５５０台、「Ｋ３」２万７６６５台、「クルーズ」７０８７台。