文大統領「新古里原発、建設再開へ…月城1号機は稼働中断」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.10.23 10:59
文在寅(ムン・ジェイン)大統領が新古里(シンゴリ)5・6号機公論化委員会の公論調査発表以降、初めて公式メッセージを発表した。
文大統領は22日発表した9ページ分量の立場文を通じて「政府は新古里5・6号機の建設を早急に再開する」としながら公論化委員会の勧告を受け入れ、公約を修正すると明らかにした。文大統領は大統領選当時、新古里5・6号機の建設中断を公約した。だが、文大統領は公約の修正に対する謝罪や遺憾表明はなく「工事中断という(私の大統領選)公約を支持してくださった国民も公論化委の勧告を尊重して大乗的に受け入れていただくことをお願いしたい」とした。そうした後「471人の(公論化委)市民参加団は小さい大韓民国だった。公論化の経験を通じて社会的対立懸案を解決する様々な社会的対話と大妥協がより一層活発になることを期待する」と明らかにし、今後の公論調査を他の対立事案にも活用するつもりであることを示唆した。
また、脱原発政策の場合、そのまま推進する意向であることを明確にした。文大統領は「エネルギー転換政策を支障なく推進する」としながら「新規原発の建設計画を全面中断し、エネルギー需給の安定性が確認され次第、設計寿命を延長して稼働中である月城(ウォルソン)1号機の稼働を中断する」とした。