輸入車シェア拡大に“緊張”…韓国自動車市場で値下げ競争(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.04.18 16:19
国産車値下げの最も大きな要因は輸入車だ。昨年、輸入車シェアが初めて10%を超え、韓国自動車企業が緊張し始めた。もちろん輸入車シェア拡大の背景にも値下げがある。
現在、市場には2000万-3000万ウォン台で購入可能な輸入車が多い。日産キューブは2260万ウォン、2013年型ホンダシビックとトヨタカローラは2590万ウォン、プジョー208は2890万ウォン、フィアット500は2690万ウォンで、今月末から販売されるフォルクスワーゲンポロは2490万ウォンに価格が決まったという。トヨタカムリ、ホンダアコード、日産アルティマなど日本中型車もグレンジャーの価格帯の3000万ウォン台前半で購入できる。国産車と十分に競争可能な価格帯になったのだ。
今後の状況も同じだ。まず輸入車の値下げが続いている。先月、プジョーが中型車508の価格を最高360万ウォン引き下げた。公正取引委員会の輸入車“価格バブル”調査、自由貿易協定(FTA)による段階的関税引き下げなど、追加の輸入車値下げ要因もある。