中国を牽制する米国「北朝鮮住民を助ける準備ができている」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.12.21 10:53
ヒラリー・クリントン米国務長官は19日(現地時間)、北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記の死去と関連し、「北朝鮮は現在、国家的な追悼期間」とし「私たちは北朝鮮住民の安寧を深く憂慮しながら(deeply concerned)、この難しい時期の住民に‘慰労(thoughts and prayers)’を伝える」と述べた。
クリントン長官は声明でこのように明らかにし、「北朝鮮の新しい指導部は約束を守り、隣国と関係を改善し、北朝鮮住民の権利を尊重することで、国を平和の道に導いていく選択をすることを希望する」と述べた。
クリントン長官の声明は金委員長の死去に対する米政府レベルの弔意表明だ。声明は、金委員長の死去を直接哀悼する「condolence(弔意)」という言葉は避けたものの、北朝鮮住民を慰労する形で、政府内の議論を経て採択された表現とみられる。