韓経:サムスンバイオエピス「オントルーザント」…欧州市場で販売最終許可受ける
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.11.21 13:10
サムスンバイオエピスは20日、バイオ後続品のオントルーザント(Ontruzant、成分名トラスツズマブ)が欧州委員会(EC)から最終販売許可承認を受けたと発表した。
オントルーザントはスイスのロシュが販売する初期乳がん、転移性乳がんと転移性胃がんなどの抗がん抗体治療剤である「ハーセプチン」を複製した薬だ。ハーセプチンは昨年売り上げ7兆8000億ウォンを記録した世界8位のバイオ医薬品(販売額基準)で、2014年7月に欧州で物質特許が満了しバイオ後続品開発競争が激しくなった。欧州ではサムスンバイオエピスのほかにもセルトリオンが昨年10月にバイオ後続品許可を申請し、アムジェンとアラガンも3月に許可を申請したという。