米タイム誌も絶賛した韓国のAIロボット、なぜ6年で科学館の遺物になったのか(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.01.13 11:28
そこまでだった。研究プロジェクトが終わって政府が手を離すと、「シルボット」と「メロ」の進化は止まった。2013年3月、事業終了後2年間、「シルボット」4台をデンマークに輸出したのが全部だった。2015年12月、ロボケアの持分は韓国中小企業のグローバル・スタンダード・テクノロジー(GST)に売却された。職員30人の民間ベンチャー企業になったロボケアは昨年、1台のロボットさえ販売することができなかった。
ロボケアの関係者は「CESに出たかったが、まだ技術の完成度に自信がなくて参加しなかった」と話した。