「ノーベル賞は狂ったことをしてこそ取れる。大企業では難しい」(1)

「ノーベル賞は狂ったことをしてこそ取れる。大企業では難しい」(1)

2014年10月22日08時54分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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カリフォルニア大学サンタバーバラ校の中村修二教授が21日、京畿道安山のソウル半導体で記者懇談会をしている。彼はこの会社の技術顧問だ。(写真=ソウル半導体)
  「米国は賢い学生であるほど小さな会社に行ったり創業しようとする。しかし韓国と日本は賢い学生がサムスンやソニーのような大企業にばかり行こうとする」

  今年ノーベル物理学賞を共同受賞したカリフォルニア大学サンタバーバラ校の中村修二教授は、「ノーベル賞は小さな企業から出る」と断言した。「大きく安定している」代わりに「小さいが強い」が必要だという話だ。彼は「ノーベル賞はだれか“狂ったこと”をしてこそ取ることができる。しかし大きな企業にはとても多くの上司がいるので奇抜なアイデアが最後まで生き残ることはできない」と話した。引き続き「そのため大企業からノーベル賞受賞者が出るのは本当に本当に難しい」と断言した。

  中村教授は21日、発光ダイオード(LED)メーカーのソウル半導体でノーベル賞受賞記念特別講義をした。LED商用化に寄与した功績でノーベル賞を取った彼はこの会社の技術顧問だ。

  特別講義後に記者に会った彼は60歳の年齢でもバックパックを背負っていた。どんな質問にも回答はよどみなかった。「日本は愛しているが日本式のシステムには失望した」として米国籍を取得した型破りさがそのまま表われた。彼は「10年前にはサムスンは無条件で最高だったが、いまは業績が頭打ちで危機感が回っている。韓国にも小さく強い新しい会社がもっと多く必要だ”と強調した。

  ――大企業がなぜ問題なのか。

  「研究者がサラリーマンのようになる。研究に対する自由もなく創意的な試みをすることはできない。日本だけでも19人の科学分野のノーベル賞受賞者の中で大学を除くとみんな小さな企業の出身だ」

  ――あなたも小さな会社出身だ。(※彼は日本の中小化学企業の日亜化学に勤めていた)

  「もちろんだ。そこでみんながセレン化亜鉛で青色LEDを作ろうとしたが、私1人窒化ガリウムを使った。だれもが狂ったのか話した。それでも成功できたのはその会社が小さな企業だったためだ。創業者にすぐに自分の意見を言うことができ、私の研究に干渉しなかった。大企業では不可能なことだ」

  

「ノーベル賞は狂ったことをしてこそ取れる。大企業では難しい」(2)
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