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【コラム】習近平の中華民国、オバマの「台湾国」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.10.29 11:16
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中国の習近平国家主席の英国訪問の性格は、パブ(英国伝統の居酒屋)でデビッド・キャメロン首相とビールを飲み交わす「この1枚の写真」に凝縮されている。両国の友情が格式を整えないほど深いというメッセージが含まれている。

中国は両国間の投資貿易に400億ポンド(70兆ウォン)を一気に注いで米国の世界戦略パートナーである英国を攻略中だ。こうした中国の広幅の歩みに気が重い米国が気になることは英国も同じであるはずだ。

 
両首脳が飲んだビールは「グリーン・キングIPA」だった。IPA系列のビールは植民地だったインドの英国人たちに送ったビールから由来した。亜熱帯を通過しながらビールの味が変質すると品質を維持できるようアルコール度数を高めてホップの量を増やした。特有の苦味と香りが誕生した。米国のオバマ大統領はインドを連想させるビールを飲み交わす習近平・キャメロンの写真を見て何を思ったのかも気になる。

偶然にも米中は南シナ海で微妙な破裂音を出している。米国はこの海で中国との対決局面に備えて10年余り前からインドに安保投資をしてきた。南シナ海を拠点にインド洋まで見渡す中国を阻止するために米国・インドは海洋安保協力に拍車を加えている。米国は最先端技術力の象徴である航空母艦の艦載機の発進装備をインドに売って設計まで支援している。インド洋の入口から防いで「南シナ海の制海権を手にして何の意味があるのか」というメッセージで中国の挑戦を断念させるという布石だろう。問題は、戦略水路をめぐる米中の争いが南シナ海にとどまらないというところにある。習近平の指導部が絶対に譲歩できない核心利益に固まった台湾問題にいつ火の粉が飛び散るかも分からないためだ。米中間の海・空軍力の格差が厳然な以上、遠海である南シナ海では緊張の波高だけが上下を繰り返して終わるだろうが、大陸にぴったりとくっつついている台湾は次元が違う。

来年1月の総統選挙を控えて両岸(中国・台湾)氷解ムードを主導した国民党から、台湾の独立を主張する民進党への政権交代が有力視されている。香港特派員時代に知り合った台湾記者がこの前見せてくれたパスポートがある。台湾の若い層では中華民国という呼称がつけられたパスポートの表紙に「台湾国(Republic of Taiwan)」というステッカーを付けるのが流行だという。彼らの相当数が民進党支持者と重なる。民進党が政権を取ることになれば大陸と対立する特有の政策が洪水のようにあふれ出るだろうという観測があちこちから出ている。台湾の懸案については南シナ海よりもプレッシャーを感じるほかはないというのが習近平指導部だ。オバマ政権も西太平洋の安保戦略の核心軸である台湾の政局の変化を注視している。今後、米中間の戦略競争の本舞台は台湾海峡になるはずだが、原油などの戦略物資90%以上が運送されるこの水路で摩擦の波高が高まれば、直撃を受けるのは韓国と日本だ。すなわち韓中日首脳会談と韓日首脳会談が、私たちの日常と遠い話ではないのだ。

チョン・ヨンファンJTBC政治部次長

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