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【コラム】韓国・日本の第1野党、あるべき姿を取り戻さなければ(3)

ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2013.04.18 15:58
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申し訳ないが、これは民主党のために言っている話ではない。海の向こうの民主党はさらにそうだ。国家と社会の健康のために、必ずいるべき場所を第1野党が占めることができないのを心配して出している声だ。海の向こうの民主党はより一層心配だ。安倍晋三首相の独走にブレーキをかけることができないゆえだ。ブレーキのない自動車が止まる所がどこかは自明のことだ。アベノミクスと改憲推進、教科書再検討につながる安倍首相の“強い日本”は、長い間しょぼくれていた日本国民にとって一時的な慰労になりうる基盤だ。だが、適切な牽制がないならば、決して、対内外的に健全で持続可能な発展をする日本を約束できない。

私たち韓国の事情も同じだ。野党の顔色をうかがった痕跡もない人選で組まれた政府が、健全だとはいい難い。韓国国内で“南側政府”という言葉が公然と出てきた時も聞こえなかった第1野党の声が、全世界が注目している韓半島危機状況においてはさらに一層埋もれてしまった。これでは北朝鮮の挑発に断固として対処するのも難しい。

 
力のある韓国のためにも、第1野党が力を取り戻さなければならない。必要なことは責任追及ではない。まず最初に、目前の利益だけを追って右往左往することを反省するべきだ。もう路線を明確にしなければならない。最も多くの支持者を得ることができる道ということだ。そうでなければ4年後ではなく40年後にも未来はない。それは、韓国の未来がないということと同じだ。(中央SUNDAY第318号)


【コラム】韓国・日本の第1野党、あるべき姿を取り戻さなければ(1)

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