韓銀総裁の発言でウォン高ドル安が加速

韓銀総裁の発言でウォン高ドル安が加速

2006年01月12日17時06分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  朴昇(パク・スン)韓国銀行(韓銀)総裁が12日、「(最近のウォン高ドル安にもかかわらず)政府と中央銀行は外国為替市場に直接介入していない」と明らかにしたことで、外国為替市場が大きく揺れた。

  韓国ウォンはこの日、対米ドルで6.6ウォン値上がりした1ドル=978ウォンで取引が始まったが、その後は970ウォン台後半で維持されていた。 しかし朴総裁のこの日の発言が「通貨当局はまだ市場に介入しない」という意味に受け止められ、ウォン高ドル安は一時1ドル=973.8ウォンまで進んだ。

  その後は反発買いが入ってやや値を戻したものの、再びウォン高ドル安に動き、ウォンは前日比10.6ウォン値上がりした1ドル=974ウォンで取引を終えた。 これは97年11月5日(969.7ウォン)以来およそ8年ぶりのウォン高ドル安水準。

  朴総裁のこの日の発言は、今年初めて開かれた金融通貨委員会直後の記者会見で出てきた。 朴総裁は、最近のウォン高ドル安に対する韓銀の立場を尋ねる記者の質問に対し、「韓国経済は為替レートが多少動いても衝撃を吸収できるほど成熟した」とし、積極的に市場介入しない意向を表わした。

  朴総裁はまた「ウォン高にもかかわらず輸出が2けた増加率を続けているのは、価格要因よりも輸出の品質と技術的要因が、輸出と経済成長に圧倒的に大きな影響を及ぼしているため」とし、「過去のように為替レートの動きに敏感に反応しなくても、衝撃の吸収は可能」と語った。

  ただ、朴総裁は「外国為替市場でかく乱要因が作動した場合は、政府と協力してこれを抑える多角的な努力をする」とし、有事の際には市場介入に踏み切ることを強調した。
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