【コラム】朴大統領、訪中期間に市民とスキンシップを(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.06.12 16:07
一方、中国の温家宝前首相は2007年と2010年の2度訪韓し、漢江沿いで朝の運動をする韓国の市民と交わり、一緒にジョギングをし、バドミントンをするなど、積極的な公共外交を展開した。
朴大統領としては厳しい時期に精神的な支えとなった中国の哲学者・馮友蘭の北京の古宅を訪問し、読書人の姿で中国人と交流するのもよいだろう。馮友蘭が『中国哲学史新編』を書きながら晩年を過ごした北京大キャンパスの燕南園は、馬寅初ら中国の大学者の体臭が染みついているところだ。
北京の庶民が行くジャージャー麺の店で、ソウルと北京のジャージャー麺の味について話を交わすこともできる。2011年にバイデン米副大統領が北京のある食堂でジャージャー麺外交をしたが、少なくともジャージャー麺に関しては私たちの方が話す言葉が多いはずだ。