中国対外連絡部長帰国…金正恩委員長との面談は明らかにせず
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.11.21 11:32
習近平中国国家主席の特使として平壌(ピョンヤン)を訪問した宋涛共産党対外連絡部長が3泊4日間の訪朝日程を終えて20日午後に北京に到着した。だが、最大の関心事である金正恩労働党委員長と面談したという報道は出なかった。一部では宋部長の金委員長との面談が不発になったという観測が出ていたが、真偽は確認されていない。
北朝鮮は20日午後10時現在、宋部長の帰国事実と金正恩委員長との面談が行われたかどうかは報じていない。これに先立ち、北朝鮮官営朝鮮中央通信は17日と18日、それぞれ行われた崔竜海(チェ・ヨンヘ)労働党副委員長および李洙ヨン(リ・スヨン)党国際担当副委員長との会談事実を一日ずつ遅れて報じた。
中国国営新華通信は宋部長の帰国時間に合わせて「宋特使が北朝鮮を訪問して朝鮮労働党中央指導者と会談し、両国関係と韓半島(朝鮮半島)問題など共通の関心事について意見を交換した」と報じた。指導者が崔竜海副委員長と李洙ヨン副委員長を指しているのか、最高指導者(金正恩)を指しているのかは不明だ。