原発中断批判論に、青瓦台「底意疑う」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.06.29 08:50
文在寅(ムン・ジェイン)政権の脱原発政策に対する批判に対し、28日に青瓦台(チョンワデ、大統領府)関係者が「底意」が疑われると話した。
前日に韓国政府は30%ほど工事が進捗している新古里(シンコリ)5・6号機の建設を約3カ月間暫定中断し、存廃について「市民陪審員団」が決めるようにすると発表した。これと関連し青瓦台関係者はこの日記者室で「この問題(脱原発にともなう電力需給・価格)に対し過度な不安感をあおるのはむしろ別の底意を疑わざるをえない」と話した。彼は「いまから『電力需給が不足するだろう、電力需給に対する心配をしながら(政策を)出すということなのか』と度々指摘するのはクリーンで安全なエネルギー源を探そうとする世界的努力、韓国社会の苦悩を『公論の場』に上げないようにする意思が反映されたのではないかという心配がある」とも話した。そして「当面の電力需給計画に支障がないだけでなく、今後の需給計画にも危険でないから推進していること」と述べた。