大きい企業から良い企業へ…辛東彬のニューロッテ順調
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.04.04 13:16
辛格浩(シン・ギョクホ、重光武雄)総括会長(96)が1967年に製菓事業で韓国に第一歩を踏み出したロッテグループの初年度の売上額は8億ウォンだった。これが1984年には1兆ウォンを突破した。2009年に辛総括会長の二男の辛東彬(シン・ドンビン)ロッテグループ会長(62)が本格的に経営を陣頭指揮し始めてからグループの売り上げが急増した。2008年に42兆5000億ウォンだった売り上げは昨年92兆ウォンまで増えた。
機関車のように走ってきたロッテグループの積極経営の基底には「去華就実(華麗さの代わりに内実を取る)」と「売り上げ200兆、アジアトップ10」の精神がある。去華就実は辛格浩総括会長時代から受け継いできたロッテグループの経営方針で、売り上げと利益を徹底的に管理し、営業に関連のない費用は最小化する「質的経営」だ。一般の人たちがロッテグループに対して「(支出が)けちだ」と話すのも同じ脈絡だ。