韓国政府、韓日合意内容説明のため慰安婦被害者と個別接触

ⓒ 中央日報日本語版2016.01.12 11:20

韓国政府が、最近、慰安婦被害者との個別接触を始めたことが分かった。

１２日、韓国通信社「ニュース１」などメディアによると、最近、外交部関係者が慰安婦被害女性が集団生活をしている「ナヌムの家」ではなく、単独あるいは家族と一緒に暮らしている被害者の元を直接訪れて韓日での慰安婦妥結内容を説明した。

これに関連し、韓国政府当局者は「政府は被害者および被害者団体の意見を取りまとめ、日本側との協議過程でもこのような被害者側の意見が反映されるように努力を続けてきた」とし「個別に生活しておられる方々に対しても本人が希望すれば、このような努力を継続していく」と話したとニュース１は伝えた。

韓国政府は韓日慰安婦合意の翌日である先月２９日、外交部の林聖男（イム・ソンナム）第１次官を韓国挺身隊問題対策協議会の憩い場に、趙兌烈（チョ・テヨル）第２次官を京畿道（キョンギド）のナヌムの家にそれぞれ派遣し、交渉妥結内容を説明したことがある。