中国で活動する韓国人宣教師…危険と隣り合わせ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.09.09 14:23
同胞宣教師の不審死と関連し、ある対北朝鮮消息筋は「病院側が最初に毒劇物中毒を指摘した点からみて、毒針や毒劇物が入った食べ物によって殺害された可能性がある」とし「北朝鮮に対する布教活動を防ぐための計画された攻撃の可能性も排除できず、注目している」と伝えた。
先月22日には延辺朝鮮族自治州の中心都市・延吉の駐車場で、人権運動家Kさん(58)が自分の車に乗ろうとした瞬間、不審者から注射器で攻撃を受けて倒れた。Kさんは病院に運ばれ、命は助かった。Kさんは韓国当局の調査で「突然誰かが近づいてきて注射器で横腹を刺された。病院で医者が『体内に毒劇物が見つかった』という話をするのを聞いた」と供述した。延吉の消息筋によると、Kさんは北朝鮮の人権改善のために朝鮮族と北朝鮮住民を相手に活動してきた。
韓国当局は両事件が一日の時差をおいて北朝鮮国境付近の中国東北3省で発生した点、毒劇物攻撃の可能性がある点に注目している。