金淇春元秘書室長「毒薬をきれいに飲んで終わらせたい」

金淇春元秘書室長「毒薬をきれいに飲んで終わらせたい」

2017年06月29日08時57分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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金淇春元秘書室長
  朴槿恵(パク・クネ)前大統領の「秘線(陰の実力者)診療」行為を黙認した容疑で起訴された前青瓦台(チョンワデ、大統領府)警護官のイ・ヨンソン被告(38)が1審で実刑を言い渡され、法廷で直ちに拘束された。

  ソウル中央地裁刑事合意25部は28日、医療法違反ほう助などの容疑で起訴されたイ被告に懲役1年を宣告した。裁判所は「忠誠心は国民へのものでなければならなかったが、大統領と周辺の人々の誤った逸脱に忠誠を尽くし、結局、国民を裏切る結果をもたらした」と叱責した。

  イ被告は2013年3月から俗称「注射おばさん」ら無免許医療関係者が朴前大統領に注射を打ったり血管のつまりをほぐしたりする医療行為をほう助した容疑がもたれている。朴前大統領の指示に従って、彼らに連絡をして車両に乗せて青瓦台官邸に連れてきていたことが分かった。裁判所は「(秘線診療によって)国家安保と直結した大統領の健康にややもすると深刻な問題が生じていたかもしれなかった」と指摘した。

  イ被告は昨年、「崔順実(チェ・スンシル)ゲート」に対する国会聴聞会に出席しなかった容疑と朴前大統領弾劾審判で虚偽の証言を行った容疑に対しても有罪判決を受けた。計52台の借名フォン(第3者の名義で契約した携帯電話)を開通して朴前大統領や崔順実被告らに提供した容疑も裁判所が認定した。

  一方、元大統領秘書室長の金淇春(キム・ギチュン)被告はこの日、ソウル中央地裁刑事合意30部の審理で行われた「ブラックリスト」事件裁判で、「私が仕えた大統領が弾劾を受けて拘束までされたが、秘書室長がしっかり補佐していたならこういう事はあっただろうかという点で政治的責任を痛感する」と述べた。

  特検側が「具体的にどのようなことを誤って補佐したというのか」と問うと、「過去の王朝時代なら、滅びた政権・王朝で都承旨(朝鮮時代に王命の伝達を行う官庁の長官)だったら毒薬を飲んでいただろう。百回死んで当然だ」と答えた。また、「崩れた大統領を私が補佐したが、もし特検から『裁きなしで毒薬を飲め』と言われて毒杯を手渡されたら、私はこれをきれいに飲んで終わらせたい」と付け加えた。

  金被告は健康問題を取り上げ、「私の希望は、いつになってもよいから、獄死ではなく外で死ねること」と述べたりもした。金被告は保釈を請求した状態だ。
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