大韓民国の盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領と朝鮮民主主義人民共和国の金正日(キム・ジョンイル)国防委員長の合意に基づき、盧大統領が07年10月2日から4日まで、北朝鮮・平壌(ピョンヤン)を訪問した。
訪問記間中に歴史的な対面と会談があった。対面と会談では、南北(韓国・北朝鮮)共同宣言の精神を再確認し、南北関係の発展と韓半島の平和、民族共同の繁栄・統一に関する諸問題について虚心坦懐に話しあった。双方は、韓民族が団結すれば民族繁栄の時代、自主統一の新時代を開けると確信し、南北共同宣言に基づき、南北関係を拡大・発展させていくため、次のように宣言する。
1.南北は、南北共同宣言を固守し、積極的に具現していく。南北は、「韓民族同士」の精神に基づき、統一問題を自主的に解決していき、すべてのことで民族の尊厳・利益を目ざす。南北は、「南北共同宣言履行」への意志を反映し、6月15日を記念する案を講じる。