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【時論】慰安婦問題の本当の解決は今からだ(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.03.01 08:47
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国民感情で見れば、今回の合意は不足し、残念な点が多いのが事実だ。しかし外交の現実を直視すれば政府はかなり苦労した跡が見える。もちろん両国間の合意で慰安婦問題が完全に解決され、被害者の心の傷が癒えるのを期待することはできないだろう。ただ、韓日両国間の望ましい未来を設計するための出発点の基盤を築いたと見るのは妥当だ。

慰安婦問題の解決の完成は今からだ。まず日本政府は加害者として誠意を持って合意事項を忠実に履行しなければいけない。「忠実な履行」とは、日本政府はもちろん日本社会各分野が、日本政府が公式的に認めて謝罪した趣旨に共感し、合意内容を忠実に履行するよう努力することだ。日本国内でこうした努力が実現されなければ、この問題はまた原点に戻るしかない。韓国政府も大きな視点で不十分な部分を補完する必要がある。まず政府は被害者のための医療・福祉支援を強化し、子孫が歴史的な教訓を忘れないよう関連事業を推進することが求められる。そしてより重要なのは、数少ない生存被害者が胸中の凝りを解消し、国民の温かい愛を感じながら余生を過ごせるように我々みんなが努力することだ。

 
『冬のソナタ』など大衆文化で始まった日本国内の韓流ブームがその間、かなり委縮したという。しかし今でも一日に100便ほどの航空機が両国を行き来している。我々にとって日本は、過去の歴史を考えれば怒りが先立ち、いかなる補償も受け入れることができない存在だが、我々の子孫と未来を考えれば背を向け続けることはできない。今後、韓国政府・国民は慰安婦被害者を温かい愛で抱き込まなければいけない。慰安婦問題を人類に対する尊厳性と女性人権を保護しようとする姿に結びつける時、世界の人々の尊敬を受け、日本からも誠意ある謝罪と反省を受けるだろう。これが望ましい韓日関係を発展させていく道でもある。

キム・ギョシク移住背景青少年支援財団理事長

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【時論】慰安婦問題の本当の解決は今からだ(1)

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