昨日未明、仁川(インチョン)空港を通じて帰国しようとしていた人気男性歌手、劉承俊(ユ・スンジュン)を米国に帰らせた法務部の措置について、行き過ぎだという指摘をせざるを得ない。
法務部は先月29日兵務庁から「海外在住韓国人の資格で再入国しようとする際は、韓国内で就職または歌手活動などの営利活動ができないようにし、これが不可能な場合は入国そのものを禁止して欲しい」という要請を受けて、1日午後5時、仁川空港の出入国管理事務所で劉に対し出入国禁止措置を取ったという。 出入国管理法第11条第1項に定められた「大韓民国の利益や公共の安全を害する行動」と「経済秩序または社会秩序を害したり、善良な風俗を害する行動」をする恐れがあると認められるだけの相当な理由がある者だという解釈をしたからだ。