韓流観光、中国人観光客の抜けた穴を東南アジアが埋める
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.01.13 10:06
マレーシア・クアラルンプールに住む主婦シャムシアさん(44)は最近韓国ドラマ『鬼』にどっぷりはまっている。現地の放送で毎日韓国ドラマを見ていてはまった。双子の娘たちが好きな韓国歌手の音楽を一緒に聞き、韓国のマスクパックも好んで使う。その上ヤンニョムチキン・チーズプルダクのようなからい韓国料理をたびたび自分で料理して家族の食卓に出すほど韓国への関心が高い。シャムシアさんは「最近、韓国語教室に通って韓国語も習っている」とし、「双子の娘たちと一緒に韓国に必ず行きたい」と話した。
東南アジアに深く食い込んだ韓流のおかげで東南アジアで韓国観光に対する認知度と選好度が高まっている。反面、訪韓外国人の半分近くを占める中国人の認知度と選好度は下落した。韓国観光公社がニールセンコリアと共同で行った『2016韓国観光広告広報マーケティング効果調査』の結果、中国で韓国観光に対する認知度と選好度がいずれも下がったことが分かった。韓国観光に対する認知度は2015年84.8%から昨年81.6%で3.2%下がった。選好度は2015年80.4%から昨年76.8%で3.6%低くなった。