サムスンがアップルに負けた原因、「Kストリート」にあった(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.10.04 10:49
典型的なしっぺ返し(tit-for-tat)だ。米国の法廷でサムスン電子とアップルが行っている特許訴訟の最近の様相だ。アップルは8月の評決で算定されたサムスン電子の損害賠償金は10億ドル足りないとして裁判所に増額を要請した。これに負けじとサムスンはアップルが最近出したiPhone5も4月に提起した特許訴訟の対象に含ませた。両社の特許戦線は日々広がっている。
サムスンは勝算のある戦いをしているのだろうか。米陪審員の傾いた物差しだけがサムスンに不利なのではないかとの指摘が出ている。サムスンが米知的財産権法の制定と改正にとても無関心だったことが禍根となったという話だ。実際にアップル、グーグル、マイクロソフトなど米国のIT大企業は知的財産権関連法規を自社に有利な側に変えるのに莫大な資金を投じた。サムスンはしなかった。