国民銀行は29日の理事会で、持ち株会社への転換過程で保有することになったKB金融持ち株会社の株20.66%のうち、最大2%を日本の三井住友銀行に売却することを議決した。株は来月から来年6月末にかけて4回にわけて分割売却される。
売却規模は712万7000株で、29日の終値(3万2000ウォン)ベースで2300億ウォン(約170億円)程度となる。これと関連し日本経済新聞は、「三井住友銀行が来年中に200億円を投じてKB金融持ち株会社の株を取得する計画だ」と報じた。国民銀行関係者は、「市場価格を反映して売却価格を決定する。価格に限度があるため株価が上がれば売却は2%に満たないことともある」と話している。