【現場から】小池知事の傲慢が安倍首相の傲慢を隠した
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.10.23 09:36
安倍晋三首相と小池百合子東京都知事は敵なのか味方なのか。小池知事が衆議院選挙に挑戦状を突きつけた時、頭の中に疑問が生じた。2人はテレビに出演し、共にこの質問を受けたが、2人とも返答をごまかした。
希望の党を結成して自ら党代表を務めた小池知事は、選挙戦を揺るがす主要変数に浮上した。「安倍1強政治に緊張感を与えなければいけない。古い政治、既得権を優先する勢力と戦う」として掲げたスローガン「日本をリセットする」は有権者に受け入れられた。選挙序盤の世論調査で希望の党は一気に10%後半の支持率で台風の目になった。予想議席数は100議席を超えた。さらに「この勢いなら政権交代も可能かもしれない」という期待感まで生み出した。