<崔順実ゲート>朴大統領、財閥トップとの面談で「嘆願」も聞いた
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.11.16 15:49
昨年7月末に朴槿恵(パク・クネ)大統領が7大グループの会長と個別面談する直前、安鍾範(アン・ジョンボム)前青瓦台(チョンワデ、大統領府)政策調整首席秘書官(57、拘束)が大企業に「各グループの懸案を整理した資料」の提出を要請し、これを受け取ったことが分かった。
検察は朴大統領が会長らとの個別面談でミル・Kスポーツ財団出捐金募金問題とともに、この資料に含まれた懸案について対話をしたと考えられる証拠を確保した。崔順実(チェ・スンシル)国政壟断事件を捜査中の検察特別捜査本部は最近、安前首席秘書官の自宅と執務室を家宅捜索し、こうした内容が書かれた自筆のメモを発見した。検察の関係者は「当時の懸案というのは企業の嘆願、すなわち宿願事業と見ることができる」と話した。