「国連安保理決議直後朝中関係険悪」

「国連安保理決議直後朝中関係険悪」

2006年08月08日09時33分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
comment
0
share
このエントリーをはてなブックマークに追加
mixi
  「中国が国連安全保障理事会の対北決議案に賛成したのは信頼と義理を忘れた裏切行為だ。朝鮮労働党と政府は怒りを抑えることができない。中国政府はきちんと弁明しなければならない」--。

  先月16日早朝、北朝鮮外務省は武東和平壌(ピョンヤン)駐在中国大使を召喚し、こう述べたという。ミサイル発射実験について国連駐在北朝鮮代表部から決議案通過の知らせを聞いた直後だった。

  香港の時事月刊誌争鳴8月号と外交消息筋によると北朝鮮指導部は安保理の対北決議案に中国が賛成したことに大きな衝撃を受けた。以後血盟と呼ばれた両国関係は絶たれ、緊張関係が続いているという。

  ◆「中国は裏切り者」=北朝鮮外務省幹部の怒りに武大使は「本国に確認してみる」とだけ繰り返した。北朝鮮の抗議はここで終わらなかった。同じ日の朝、チェ・ジンス北京駐在北朝鮮大使は中国外交部に李肇星外交部長との面談を要請した。中国側は日程が忙しく、面談はできないと伝えた。するとチェ大使を含む11人の北朝鮮大使館職員たちが3台の車に分乗して外交部に直行した。チェ大使一行は3時間余り荒々しく抗議したが、中国外交部は無視した。怒りを抑えられなかった北朝鮮外交官らは「裏切り者」という言葉を繰り返し、お昼ごろになってようやく帰った。

  香港のある中国消息筋は「そのときの様子はあまりにも険悪で、警察を呼ぶ話もあったと聞いている」と話した。

  ◆中国「我々の言うことを聞けば支援増やす」=北朝鮮は先月11日、最高人民会議常任委員会楊亨燮(ヤン・ヒョンソプ)副委員長を北京に派遣した。副委員長は胡錦涛首席に会って金正日(キム・ジョンイル)委員長の親書を渡した。親書にはミサイル発射(7月5日)に対する北朝鮮立場とともに対北援助を現在年間120億元(約1700億円)から300億元に増やしてくれという内容が含まれていた。

  胡首席は楊副委員長に4つの立場を確かに伝えた。まず韓半島の非核化が中国の一貫した立場であり、それが地域安定のためだと述べた。核問題を引きずれば日本に軍国主義復活の口実を与えるとも述べた。2つ目に、言いたいことがあれば6カ国協議に復帰して堂々と言ってほしいと勧めた。続いて韓国と緊張関係を作らずに相互信頼を構築してほしいという注文もした。

  そして胡首席は3つの条件をすべて受け入れればエネルギーと生活必需品の支援を増やすと述べた。

  香港のある外交消息筋は「北朝鮮が胡首席の3つの提案を拒否する場合、両国間の緊張は続く」と見通した。

  ◆争鳴=中国、香港、台湾の政治問題を深く分析することで定評がある。1977年に創刊され、中国人が居住する全世界90カ国で販売されている。
【今日の感想】この記事を読んで・・・
興味深い
悲しい
すっきり
腹立つ
役に立つ

今日のイチオシ記事