サッカー韓国代表の申台龍（シン・テヨン）監督がドイツとのロシアワールドカップ（Ｗ杯）グループリーグＦ組最終第３戦を控えて必勝を誓った。

申監督は２６日、ロシアのカザンアリーナで記者会見し、「ドイツは強いチームであり、容易でない挑戦になる」とし「ボールは丸く、我々にもチャンスがくるはず。メキシコがドイツに勝ったように、我々も勝つための試合をする」と述べた。

韓国はこれまでスウェーデン戦（０－１）、メキシコ戦（１－２）と連敗し、崖っぷちに立っている。決勝トーナメント（１６強）に進出するには、ドイツとの第３戦で２点差以上で勝ったうえで、メキシコがスウェーデンに勝たなければいけない状況だ。

申監督は「計画していたＦ組の版図が外れ、主将の奇誠庸（キ・ソンヨン）がけがでドイツ戦に出場できないのは残念だ」とし「奇誠庸に代わる主将は心理的に安定した選手、チームのために献身できる選手に決める」と伝えた。

「ドイツの競技力は昨年の本大会組み合わせ抽選が終わった後からずっと分析してきた」と明らかにした申監督は「ただ、試合が行われる都市とベースキャンプを行き来する大会の日程上、ドイツ戦を控えて組織的な部分を整える時間が不足したのは事実」と話した。

また「韓国の選手が試合をしながら組織的に良くなったのは事実だが、一方では主軸選手がけがをするなど難しくなった部分もある」と語った。