【中央時評】ろうそく革命という名のもとに李明博元大統領を拘束する?(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.03.16 16:32
二番目の標的である李元大統領には110億ウォン台の賄賂など20個の容疑が書かれている。拘束の声が高い。ろうそく革命に逆行する勢力であるため、多くの人々が嫌うため、有罪になるのが目に見えるため、拘束する必要があるとの論理だ。感情が法を圧倒する。囚人服姿に手錠をつけた李氏と朴氏が遭遇する光景を想像しながらカタルシスを感じることができる。一部はそれがろうそく革命の精神であり、司法正義だと信じている。
李氏の不拘束はそれゆえに重要だ。憲法上無罪推定の原則、証拠隠滅と逃走の恐れなし、前職大統領に対する優遇、不幸な末路と没落に対する同情論などを挙げて不拘束の正当性を展開しようとするわけではない。さらに、2人の前職大統領の同時拘束という不幸な運命を心配するからでもない。李氏に法廷で釈明する機会を与え、国民に判断を任せようということだ。