【時視各角】サイバー“固定スパイ”時代=韓国(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.03.22 14:23
スパイのように悪性コードに実行日があった。コンピューターネットワークを無力化するほどの情報と力が蓄積された時に体を起こす。ソウルテロの実行時点は「3月20日午後2時」だった。背後勢力がスパイに指令を出すように、その時点に背後ハッカーは攻撃命令を伝えた。パソコンとサーバーの中の悪性コードは一斉に立ち上がった。サーバーシステムはダウンし、パソコンのハードディスクは壊れた。一瞬のうちに3万2000台が破壊する、恐るべき威力を私たちは見た。
「今回の事件はサイバー災難がオフライン災難を上回る社会に進入したことを見せる信号弾」(高麗大ベク・ドゥグォン教授)だ。山火事・台風や殺人のような凶悪犯罪に対応すること以上に関心を持って資源を使わなければ対応しがたい仮想存在と戦わなければならない。実際、大韓民国は米国・中国の次にサイバー脅威を多く受ける国だ。悪性コード流布レベルは世界トップだ。