「良い論文を出せなくて…」物理学界有名教授が自殺
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.02.26 10:51
ソウル有名私立大学物理学科イ某教授(58)が投身自殺をした。24日午後3時30分ごろ、ソウル麻浦区のマンションの花壇に、12階に暮らすイ教授が血を流して死んでいるのを警備員(63)が見つけ、警察に届け出た。チェさんは「何か落ちる音がして行ってみると、普段着の男性が倒れていた」と警察に話した。警察はイ教授のジャンパーのポケットに「良い論文を出せなくて家族と学生たちに申し訳ない」という内容の遺書があるのを見つけた。他殺の跡がないと見て、自殺と推定している。遺族も「ストレスで不眠症の治療を受けていた」と警察に述べた。イ教授は2006年、韓国科学賞物理学部門受賞者に選ばれるなど国内超伝導体分野の権威者だ。