300人余りに火山灰…御嶽山で4人死亡、27人心肺停止
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.09.29 08:36
日本の長野県と岐阜県にまたがる御嶽山(3067メートル)が噴火して火山灰を吹き出し4人が死亡、27人が心肺停止状態だと長野県警が28日明らかにした。心肺停止は心臓と呼吸が止まった状態で医師の死亡判定を受ける前の状態を意味しており、死亡者はさらに増えるものと見られる。
週末を迎えて紅葉を見に訪れた300人余りの登山客は、突然の噴火で火山灰をかぶって緊急避難した。だが頂上付近にいた登山客が火山灰に埋もれて31人が意識不明になり、そのうちの4人が死亡判定を受けた。また43人が行方不明になり40人が重軽傷を負った。
下山できなかった40人余りが頂上付近の山荘4カ所に緊急避難した。現在、警察と消防署員・陸上自衛隊員らで構成された550人の救助隊が負傷者の捜索と救助作業を行っているが、硫黄の臭いが激しく捜索が中断されるなど困難な状態だ。