【コラム】日本・中国ではない韓国と恋に落ちたのが幸運な理由(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.04.18 14:08
ソウル駐在の外国特派員は最近、周囲から北朝鮮の話ばかり聞かれると感じているはずだ。母国の英国にいる人たちも私に同じことを尋ねる。「状況はどれほど危険なのか」。私の返事は一貫している。「全く分からない」。他の報道機関のインタビューに答える場合は、「全く分からない」という立場を5分に増やして話す方法を工夫しなければならない。
私が最近応じたインタビューのうち、北朝鮮の核と関係がないものは一つだけだった。ある韓国の放送局から、どういう理由かは分からないが、若者に人生について助言してほしいと頼まれた。正直、私にそういう助言をする資格があるとは思っていない。もし母がその放送の場面を見れば、こう話すに違いない。「あの子の話は無視するのがよい。故郷から遠く離れたところ暮らして…。一体いつ結婚するつもりなのか」(私は母は前世、韓国人だったのかもしれない)。