<金総書記死去>韓国政府、対北朝鮮関係リセット信号(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.12.21 08:55
「北朝鮮を慰労して安心させるメッセージを通して、北朝鮮指導部がどのように出てくるか分からない状況で、私たちが自ら選択の幅を狭めたり、北朝鮮の強硬派が勢力を伸ばす口実を与えてはならない」という判断もしたという。「北朝鮮が機会だと考えられるようにドアを開けておこう」という趣旨だ。誰が後継者になろうと、相当期間は‘遺言統治’が避けられないだけに、ある程度は弔意を表すのが望ましい、という現実論でもある。柳長官はこの日の国会外交通商統一委で、「北朝鮮が現実的にわれわれの安保脅威勢力であると同時に、対話パートナーであることも事実」と述べた。
国民世論も大きく変わった。94年には「弔意を表するべき」と言えば批判論が多かったが、今はハンナラ党代表を務めた洪準杓(ホン・ジュンピョ)議員も「弔問特使でも送らなければいけないのでは」と話すほどになった。