<野球>韓国と日本、最初から「目的」が違った
ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版2017.11.21 10:33
19日の東京ドーム。韓国と日本が対戦した2017アジアプロ野球チャンピオンシップ決勝戦。両チームともに優勝を望んだが、勝者は1チームだけが決まるしかない。日本が7-0で完勝した。韓国は日本と2回対戦し、2試合とも敗れた。戦力の差ははっきりと表れた。
ただ、両チームの選手起用法は全く違った。韓国はブルペン必勝組の代わりに予選2試合に登板していない沈載敏(シム・ジェミン)、金明信(キム・ミョンシン)、金大鉉(キム・デヒョン)を次々と起用した。日本戦で良くない記憶が残った金潤東(キム・ユンドン)、具昌模(ク・チャンモ)も再びマウンドに立つ機会を得た。勝負がほぼ決まった9回には張勝賢(チャン・スンヒョン)が最後の捕手としてマスクをかぶった。代表チームに入った選手25人全員が出場記録を残すことになった瞬間だ。
宣銅烈(ソン・ドンヨル)監督は大会期間中に何度も「経験」という言葉を口にした。大会後にも「若い選手たちが良い経験をしたと思う。いろいろと教訓も得た」とし「私も代表監督として初めて大会を経験し、多くのことを学んだ。情熱は最高だったと選手たちを称えたい」と語った。