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「コリアシナリオ」にまで言及した米国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.02.11 09:08
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#2012年1月5日、米ワシントンのペンタゴン(国防総省)。オバマ米大統領は新しい国防戦略を発表した。オバマ大統領は「米軍のぜい肉を落として迅速で柔軟な軍隊を作る」と宣言した。ニューヨークタイムズなどは国防予算削減に動いたオバマ政権が2つの戦争で同時に勝利するという戦略を事実上あきらめたと説明した。2つの戦争戦略は冷戦体制崩壊後に始まった米国の地域紛争対応戦略であり、ブッシュ政権が積極的に推進した。米国が中東と別の地域の2つの戦争でともに勝利できるよう強大戦力を維持するのが核心だ。

#8日(現地時間)、上院軍事委員会の軍事対応・支援小委員会の公聴会。死文化した2つの戦争戦略をめぐり議論があった。インホフ小委員長(共和党)は「現在、米国は同時に(2つの地域の衝突に介入して)戦うことはできない」と指摘し「最も気になるところの一つが韓半島(Korea)」と述べた。アラン陸軍参謀次長、モラン海軍作戦次長、ウォルターズ海兵隊副司令官、ウィルソン空軍参謀次長など4軍の首脳部が出席した席だった。インホフ小委員長は「米国は欧州・アフリカまたは中東など他の地域を防御しながら同時に(韓半島内の軍事的衝突を)する能力を保有していない」と韓半島を改めて強調した。

 
「力の米国」を掲げたトランプ政権が発足した後、2つの戦争戦略が復活している。ブッシュ政権当時との違いは韓半島(朝鮮半島)の戦争勃発の可能性がさらに強まったところにある。米下院も7日に同じ議論をした。下院では韓半島での軍事的衝突を意味する「コリアシナリオ(Korea Scenario)という表現まで出てきた。

下院内で「ミサイル防衛コーカス」委員長を務めるフランクス議員(共和党)は軍事委員会の公聴会で「米軍の現戦力レベルで防御戦略を履行できるのか」と尋ねた。ウォルターズ副司令官は「そうではない」と答えた。直ちにフランクス議員は韓半島を取り上げた。「実例を挙げて現兵力レベルで他の地域の防御と同時にコリアシナリオに対処できるのか」と質問した。ウォルターズ副司令官は「コリアシナリオに対応できる」としながらも「しかし計画通りにするには他の地域から(戦力を)引き抜かなければいけない」と述べた。韓半島で戦争になれば他の地域から戦力を移動させる必要があるという意味だ。

ヤン・ウク韓国国防安保フォーラム研究委員は「米議会が韓半島を含む2つの戦争について公開的に議論すること自体が、それだけ北の核とミサイルに対する米国の不安が強まったことを表している」とし「韓国としては米国の戦略武器のような拡張抑止戦力がより多く配備される可能性があり、プラスの側面がある」と評価した。

議会での2つの戦争議論は最近公論化された対北朝鮮先制打撃論に続いて登場した。とはいえ直ちに戦争をするという意味ではないというのが専門家らの分析だ。

チャ・ドゥヒョン統一研究院招請研究委員は「共和党は伝統的に国防予算増額の名分として北の脅威を話してきた」としながらも「今回は議会が北への先制打撃後の軍事的戦争拡大に対応する戦力が整っているかを点検した側面もある」と説明した。

2つの戦争を準備するには国防予算の増額と事前投入が必要だ。トランプ政権は発足と同時に大々的な国防力増強を約束した。就任当日の先月20日、ホワイトハウスのホームページを通じて、老朽化した海・空軍戦力を入れ替えるなど最強戦力の米軍を構築するという国防目標を公開して推進中だ。

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