９月の韓国生産者物価、１０カ月ぶりに最低水準に

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.10.21 16:50

韓国生産者物価が１０カ月ぶりに最も低い水準まで落ちた。

２０日、韓国銀行（韓銀）によると、今年９月の生産者物価指数は８月より０．３％下落した１０５．２４だった。昨年１１月（１０５．１２）以降、最低だ。

落ち幅も大きかった。１カ月前と比較して０．３％、１年前と比較すると０．４％落ちた。２カ月連続で下降線をたどっている。生産者物価指数は２０１０年の物価を１００として、その後の騰落を指数で示す統計だ。生産者が韓国内市場に提供する商品とサービス価格がどのように変化しているかを示している。生産者物価は時間差で消費者物価に反映される。

韓銀経済統計局のイム・スヨン課長は「国際石油価格の下落で石油類の価格が落ちたことが、先月の生産者物価に決定的な影響を及ぼした」と話した。石炭・石油製品（前年同月比－１０．７％）と電気・電子機器（－３．６％）の値は大きく下がった。