文大統領、平壌に特使派遣へ…非核化の突破口に?
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2018.09.01 09:19
文在寅(ムン・ジェイン)大統領が5日、平壌(ピョンヤン)に特別使節団を送る。現政権に入って2回目となる。トランプ米統領が先月24日(現地時間)、ポンペオ国務長官の4回目の北朝鮮訪問を中止した後、非核化交渉が膠着して9月の南北首脳会談が遅れる可能性まで提起される状況を打開するため政府が決断したと解釈される。
青瓦台(チョンワデ、大統領府)の金宜謙(キム・ウィギョム)報道官は31日、「きょう午前10時30分ごろ北側に電話通知文を送り、9月5日に文大統領の特使を派遣すると提案したところ、北側は午後に特使を受け入れるという内容の回答を送ってきた」と明らかにした。続いて「特使は▼南北首脳会談の具体的な開催日程▼南北関係の発展▼韓半島(朝鮮半島)非核化および平和定着--を幅広く協議する予定」と説明した。南北は先月13日の4回目の高官級会談で、9月中の平壌(ピョンヤン)首脳会談開催には合意したが、具体的な日程は決めていなかった。