未来連合軍司令部合意が不発…米「副司令官の中将級格下げ」通知のため(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.12.18 14:26
◆「転換、全面見直しではない」=韓米は朴槿恵(パク・クネ)政府時代である2014年10月、第46回SCMで連合司令部を韓国軍主導の未来連合軍司令部に発展させていくことで合意した。当時、戦作権転換の時点を「2020年代中盤、韓国が条件を整える時」に延期することに決めたからだ。戦作権転換の条件は▼韓国軍の連合防衛主導能力の確保▼北核・ミサイル対応能力の保持▼安定的な安保環境--などだった。
匿名を求めた政府関係者は「米国は2014年当時は戦作権転換がとても遅れるだろうと判断し、韓国軍に単一指揮権を譲歩した。後ほど改めて協議してもかまわないと考えた」としながら「ところで、文在寅(ムン・ジェイン)政府が発足した後、戦作権転換に速度を出しながら状況が変わった」と話した。