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【コラム】中国の紅色供給網、韓国には祝福か災難か(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.12.14 13:48
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他人事ではない。中国の紅色供給網は程度の差があるだけで同じメカニズムで韓国にも脅威的存在として近づいている。韓国もまた「1人ですべてやる」式の中国の工業構造に行き詰まり売れるものが徐々に減っている。今年に入ってから10カ月間の対中輸出は前年同期より4.3%減少した。家電に続き鉄鋼、造船が中国に追いつかれ、いまではITと石油化学が攻勢に直面している。中小企業中心の産業構造を持っている台湾が、先に、さらに深刻に、紅色供給網に巻きこまれているだけだ。

台湾の前轍を踏むのだろうか。そうではない。道はある。ディスプレー産業はこれを見せる。

 
サムスンやLGなど韓国企業は中国のディスプレー市場の絶対強者だった。1990年代中盤以降10年余りは前面が膨らんだブラウン管で、2000年代中盤以降これまでは平面液晶パネルで市場を主導した。いまでも韓国は中国の液晶パネル輸入市場の約40%を占めている。中国がテレビ、コンピュータ、スマートフォンなどを生産すればするほど韓国も利益を得る構造だ。紅色供給網との共存だ。

最近中国の液晶パネル企業の攻勢が激しい。技術はほとんど追いついており、生産量も来年には韓国を追い越す見通しだ。韓国で液晶パネル危機論が出てくる理由だ。しかしまだ終わったのではない。韓国企業の視線は液晶より薄く鮮明ながらも反応速度が1000倍以上速い有機EL分野に向かっている。この分野で再び中国と技術格差を広げている。ブラウン管から液晶パネルに移行する際にそうだったように、韓国は一歩先に立って有機EL時代を準備している。紅色供給網に飛び込んで利益を得ながらも、それに吸い込まれない体力を育てているのだ。

紅色供給網はさらに恐るべき威力で韓国に近づいている。しかしディスプレーの事例は韓国の対応により祝福の存在になり得ることを見せてくれる。災難か祝福かを決めるのはやはり技術にかかっている。われわれはいま尋ねなければならない。「韓国企業は果たして技術開発に邁進しているのか、政府はこのための環境を作っているのか」をだ。そうでないならば韓国経済もやはり近い将来「紅色供給網ジレンマ」に陥りもがくことになりかねない。台湾総統選挙が韓国に投げかけるメッセージだ。

ハン・ウドク中国研究所所長


【コラム】中国の紅色供給網、韓国には祝福か災難か(1)

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