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【コラム】中国の紅色供給網、韓国には祝福か災難か(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.12.14 13:48
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「やるまでもないゲーム」だ。1カ月先に迫った台湾総統選挙がそうだ。各種世論調査は民進党の蔡英文候補の楽勝を予想する。勝敗は「中国」で決まった。4年前の選挙で台湾の有権者は「中国とさらに近づかなければならない」という国民党の馬英九候補(現総統)の手を上げた。選挙のために大陸から帰国する有権者が列を作った。当時競合者だった蔡英文候補は「チャイワン(中国と台湾の経済協力)」ブームに押され苦杯をなめなければならなかった。そんな台湾が4年ぶりにまた蔡候補を選択しようとする理由は何か。これを説明するキーワードがまさに中国の「紅色供給網」(レッドサプライチェーン)だ。

紅色供給網の核心は「中国が1人ですべてやる」ということだ。過去の中国の製造工程は海外から輸入した部品を組み立てて輸出する構造だった。しかし技術水準が高まりいまでは部品も中国国内で調達する。製造工程の自己完結だ。台湾経済が直撃弾を受けた。輸出の約40%が中国向けで、そのうち部品が80%に達するからだ。その上機械や石油化学など競争分野の中小企業はほとんどが紅色供給網に巻きこまれて中国に行った。それでも残っている分野が情報技術(IT)産業、中でも半導体だ。しかし中国の半導体工程の主力である紫光集団が最近台湾の半導体メーカーのパワーテックの買収を宣言し危機感は高まっている。「半導体産業までが赤く染まる」という懸念だ。

 
業界は「それでも中国に行かなければならない」という立場だ。台湾の代表的な半導体メーカーであるTSMCも南京に先端半導体組み立て工場を設立する計画だ。しかし一般有権者は「それでわれわれに返ってくるものは何か」と尋ねる。工場が進出すれば輸出が減り、成長が鈍化して雇用が減る。7~9月期の台湾の国内総生産(GDP)成長率はマイナス1.1%だった。「チャイワンジレンマ」――パク・ハンジンKOTRA台北貿易館長の台湾経済診断だ。


【コラム】中国の紅色供給網、韓国には祝福か災難か(2)

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