【コラム】「ソウル駅高架」が名所になるには(1)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2014.10.21 16:31
ソウル市がソウル駅近隣の高架道路を「歩行者専用緑地公園」にする計画を推進している。以前ならば市が計画を樹立して推進すれば、市民は特別な不満もなくそのまま従っただろう。だが市民意識が成熟した今は、事業の妥当性をめぐって市民を説得する作業が優先されなければならない。
これに伴いソウル市は12日、交通統制して市民に高架道路を開放するイベントも行った。1970年の竣工当時、朴正煕(パク・チョンヒ)大統領夫妻がテープカットのために高架道路を歩いて上がってから44年ぶりだ。5階建ての高さの高架道路から眺めるソウルの様子に市民は歓呼した。四方が開けて素晴らしい景観を見ることができたためだ。