ポンペオ長官「非核化のタイムラインはない」…CVIDに続き期限まで放棄?
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.06.27 08:22
米朝交渉の核心人物であるポンペオ米国国務長官の「ノー・タイムライン」発言の波紋が大きくなっている。
ポンペオ長官は25日、就任2カ月を迎えてCNNと行ったインタビューで、「私は2カ月になろうが6カ月になろうが(非核化の)タイムラインを設定しないだろう」とし、「両首脳間の合意を達成するために速やかに前進することに専念するだろう」と話した。彼はまた「米朝両国間に40年間緊張関係が続いた後ですぐ具体的な(非核化)ロードマップを期待するのはあまりに早い(it was too soon to expect)」と付け加えた。米トランプ政権が対北朝鮮交渉の2大原則のひとつである「完全かつ検証可能で不可逆的な非核化(CVID)」から一歩退いたのに続き、残りのひとつの軸だった「非核化期限設定」まであきらめたものと受け取られる発言だ。