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【時論】碁を打つロボットとアップル(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.02.03 16:13
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パラダイムシフトについて簡単な例を挙げてみよう。我々は過去にレコードを買い、CDを購入し、音楽を所有することを楽しんだ。今はどうだろうか。音楽を所有するのではなく、各種音楽コンテンツに「アクセス」する権限を買う。音楽の所有からコンテンツのアクセスに人々が生活する方式を変えたことで音楽鑑賞のパラダイムを変えたのであり、スティーブ・ジョブズはこの部分をつかんだのだ。

グーグルは人工知能囲碁プログラム「アルファ碁(AlphaGo)」と李世ドル(イ・セドル)棋士の対局を実現させることになった。人工知能が最高のプロ棋士に勝つほどにはなれないが、勝敗を越えて、その過程は非常に興味深い。グーグルは世界の人に超高速通信とスマートフォンを通じてアルファ碁と李世ドルの囲碁対局を見せることで、新しい人工知能を出す。グーグルがアップルの企業価値を越えた秘密はここにある。グーグルは未来に対する希望を見せるパラダイムシフトを自任しながら、合理的な冒険家の役割を絶えず遂行しているのだ。グーグルが消費者に直接売っているものは少ないが、グーグルが未来に作り出すその何かが我々の生活を変えると期待させる。

 
金融危機以降、世界の多くの国と企業が沈滞から抜け出せずにいる。この停滞の悪循環から抜け出すには、現在のパラダイムを変えるその何かが現れなければいけない。そうしてこそ新しい好循環につながる。韓国もこのために未来創造科学部を筆頭に「X-プロジェクト」のように誰でも参加できる冒険的な試みをしている。また韓国にもグローバル競争力を持つという世界屈指の企業がいくつかある。さらに最近はこれら大企業間に合従連衡が起きている。大企業の戦略的投資部門が変わったりもする。幸いなことだ。しかし果たしてこうした再編が未来を眺めて進行されるのか、それともただ当面の困難を抜け出すためのものなのか、もどかしく感じる時が少なくない。いつよりもグーグルのように生産的創造、パラダイムを変えるための大胆な挑戦が求められる。未来を創造しようとする企業が現在を支配する時代だ。

ソ・ヒョジュン・カトリック大教授コンピューター情報工学部融・複合専攻学部長

◇外部執筆者のコラムは中央日報の編集方針と異なる場合があります。


【時論】碁を打つロボットとアップル(1)

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